考えの癖

今、神楽公演に関わる団体のサイトを更新しようと考えています。

現状の課題は
1)サイトの作り込みが細かく更新が困難
2)サイトの構成(フォルダ分け等)が未着手
3)テキストコンテンツが活用できていない(単にPDFファイルを公開しているだけ)
など。
これに対して考えているのは…。
1)サイトの作り込み(質)の維持はしつつ、更新作業は誰でもできるようなものに作り直す。
2)PDFファイルはじめ、これまでのコンテンツは整理しなおした上で再公開する。
ということ。

1)はサイトの構築が得意な人にお任せしたので、後はその人を頼るしかないのですが…。

正直、その方向性に迷いが生じています。

ここ最近、Web上のコンテンツって完成度があがり、情報の発信方法もブログ、Twitter、Instagramなどなどいろんなサービスを利用することで簡単にできるようになってきています。
このwordpressだってそう。ブログより細かい作り込みを個人がちょっとネットで調べれば更新し続けることが可能になっています。その他のCMS(コンテンツマネージメントシステム)を使うことも可能です。

codeレスのWebなんて言われ始めてもいます。

今回の神楽に関するHPの整理も、この流れの一つです。

そこで私は、オリジナルコンテンツを作成した上で、お手軽に更新できるものを要求しました。でもこれってハードルが高いのと同時にプロが入ることで、それを更新し続けていく人にブラックボックスが生じることにもなるんだなぁ、と最近は思いつつあります。

これWeb上の情報発信の最近の流れも同じなんですよね。
色々なサービス、システムによって発信は容易になった。でもその発信方法に手を加えるとなると、難易度は途端に上がってしまった、そういう流れがあるのだと思います。

自分がWebの世界に足を踏み入れたときはHTMLをテキストエディタで書いていって、極端に言えば、メモ帳一つでサイトを作っていました。それが、ホームページ・ビルダーなどの作成ソフトを使うように変わり、そこからサイトで表現できることって増えましたが、でもそれ故に、様々なプログラム言語を使わなければならなくなって、サイト作成の難易度が上がっていきました。

その中でその高いハードルを越えるための方策が今の諸サービス、ツールにつながっているのであって…。

私はメモ帳、せいぜい作成ソフトを使った時代にサイトを作っていた人間で、今、様々なプログラム言語が登場した中では、メモ帳でサイト構築することを諦めています(汗。

…というよりは、他の自分のやりたいことにエネルギーを使う方にシフトチェンジしていきました。それが研究であったり、仕事でやっていることであったりします。

そんな中、昔から関わってきたコンテンツの再活用を、という課題に直面して、自分は少し逃げた訳です。得意な人に任せることにしました。

ただ、そこにあった資料の整理、これは自分の生業にも通じるものであり、現実を直視せざるを得ませんでした。

資料を整理するとなれば、それはできるだけ再現性の高い誰でもトライすればできる方法で無いと整理、保存になりません。

ここで2つの選択肢が出てきます。
一つは今の時代の流れをうまく使い(諸サービス・システムを使い)進めていく。
もう一つは、メモ帳一つでそれを行なう(ここには、以前の技術で行なうという選択肢と新たな言語修得という二つの道があると思います)ということ。

そこで、気がついたことがあります。
私はいつも、メモ帳一つで新たな言語も身に付けて、という道を好んできています。
分かるところまで戻って、そこから理解を進めるようにしていく、そんなスタンスでいます。

だから研究もテーマを設定した段階で、新たな史料に直面したら、まずはその史料を理解し、それからテーマに取り組んでいく、そんな感じで進めています。

もう史料の基礎研究にウン年かかっちゃっています。

先行研究に学ぶところは多くありますが、そこでも、分かるところまで戻ってから進む、というスタンスで進んでいるので、なかなか深化が進んでいっていません。
先行研究に対して自分はこうくみすると立場を表明するのが苦手です。
これ、論理を組み立て上げていくことよりも、論理を組み立て上げるためにその一つ一つの叙述、事実の確認を進めていくことが中心で、齟齬もその事実の確認法に対してのものになるために、大きな理論の整理、前進に与することができないのです。

そうすると果たしてそれは研究と呼べるのかと不安になりつつありますが(どーも自分としては、調査・研究・報告のうち未だ調査の段階にあると思いつつあります)、一つの事象、あるいは論理をバラすのにえらく手間取っているそんな感じです。

ちょっと話がとっちらかりました。

資料を整理するとき(神楽関係の話に戻っています)、どうそれを容易にしていくか、です。

ホームページ黎明期の言語だけでもサイトを組み上げ進めるか、今の時代の便利なサービス・システムを使うか、それとも自分自身のレベルアップを狙っていくか、そこに考えが至るのです。

これ、なかなか難しい問いです。
40を前に惑いまくっているこの頃、困ったもんです。

そんなこと悩みつつ、明日は図書館関係のレポート作成です。
これも考えすぎで遅れ気味なんですよね(汗。

そんなこの頃です。