近畿大学通信教育部図書館司書コース レポート作成のヒント
ここのところ、レポートのアップが続いていますので、ここでちょっと小ネタです。
…と言ってもレポートと無関係というのもなんなので、レポート作成の際に使った小技を。
1)「単語登録機能」の活用
レポートを提出する際、多くの人はwebでKULeD(クレド)を通してだと思います。
このときだいたいが下書きをした上で、それを清書(打ち直し)をしていくことになるはずです。
しかもKULeDではコピペができません。
文章を打ち直していくのはまだしも、参考文献等でURLを記入する際は非常に骨が折れます。
この際、おすすめなのがIME、ATOKなどの「単語登録機能」を使うことです。
例えば一時的に「1」に一つ目の参考文献等のURLを登録する。その上で「1」を押して変換キーを押すことでURLの入力が可能になります。
この単語登録は「情報資源組織演習」などでも応用できます。
私の場合は「しょし」という単語に「たいとる 版 しゅっぱんしゃ けいたい シリーズ ちゅう あい 」を登録しました。
その上で「たいとる」という単語に「タイトル / 責任表示」、「しゅっぱんしゃ」に「場所 : 者名, yyyy」、「けいたい」に「x, xxxp, +図版xxp ; xx㎝ + XX (xxp, xxcm)」…という感じでそれぞれの項目を登録しました。これをでそれぞれの項目の書式を細かく覚えなくても、入力することができます。
この方法、実は論文を書くときにも使っています。
参考文献を書くとき、学会ごとにルールがあります。それに則った記述をするために例えば
「ろんぶん」には「著者名 XXXX. ○○○. 雑誌名XXX:XX-XX」という形で、
「ちょさく」には「著者名 XXXX. 『○○』XX-XX.出版社」という形でそれぞれの項目の書式を登録しています。
これ、なんてことのない小技ですが、案外効いてきます。
2)他社教科書の活用
レポートを書こうとしたとき、そのお題に関する記述が曖昧、少ないときがたまにあります。
そうしたときは、レポートのお題欄にも載っていることの多い、他社教科書の活用をするといい場合があります。
以下おすすめ順です。すべてではなく使ったモノを紹介。
①学文社のテキスト
高校卒業者向けに書かれているシリーズ。分かりやすいところがおすすめ。
②日本図書館協会のテキスト
いわずともしれた王道のテキストです。重厚ですが、読んでおけば、試験対策にも。
③その他の社のテキスト
コンパクトにまとめられたシリーズもありこれもまたおすすめです。
どの教科書にも参考文献が書かれています。これを読み進めていくとヌマにハマるのですが、これもまた学びになるんですよね。